戸隠神社
式年大祭
について
1.戸隠神社式年大祭とは
戸隠神社の式年大祭は古来より七年に一度、丑年(うし)と未年(ひつじ)の数えで六年毎に行われてきました。
戸隠神社は奥社(御本社)・九頭龍社・中社・火之御子社・宝光社の五社から成り、昔は奥社まで御神輿が渡御(とぎょ)されておりました。
現在の式年大祭では宝光社の神様が、御父神である中社の神様のもとに渡御(とぎょ)され父子のご対面をされます。
本義にはこう記されています。「宝光社・中社の両御祭神は、奥社の御祭神であられます天手力雄命様の御委任のまにまに、それぞれの御社に鎮まりまして御神業を行い、その数々を奥社に御報告され云々・・・」つまりは、戸隠信仰の始まりは奥社にあり、神様も多くの人々も里から戸隠山の麓に向かって足を進めたようです。その姿が式年大祭の原点であり、時代が現在に至っても「式年大祭」の中にその全てが生き続けています。
2.渡御の儀・還御の儀
「宝光社」の御祭神、天表春命様が御父神、天八意思兼命様が祀られている「中社」にお渡りになる神事が『渡御の儀』(とぎょのぎ)、七年に一度、数えで六年ぶりの父子のご対面を果たされ、約二週間の御同座を経て宝光社へお還りになる神事が『還御の儀』(かんぎょのぎ)です。
前々回の式年大祭までは三キロの道中を重さ百六十貫(約600キロ)の神輿にご神体を戴き、約二時間かけてゆっくりと賑々しく行列が進みました。
前回、令和三年の式年大祭では神輿の担ぎ手の減少、また高齢化等の問題により「鳳輦」(ホウレン)を新調し御動座頂きました。
神輿の前後には、神楽、神楽装束、稚児、戸隠各地区の獅子神楽など、ご神体をお護りする行列が連なり、厳かな中にも壮麗さが漂い、絵巻物の如く実に豪華絢爛な儀式でございます。









3.宝物展・離山仏里帰り拝観
千年の歴史を有する戸隠神社の他、一山の貴重な宝物(仏様等)を期間中展示します。
一八六八年(慶応四)年、明治政府の神仏分離政策によって戸隠山顕光寺は戸隠神社となりました。
奥院・中院・宝光院はそれぞれ奥社・中社・宝光社となり、各院は廃仏を迫られました。しかしながら何体かは心あるお寺へ無事に移安され、現在までその姿を長らえています。
そのような離散(離山)した宝物(仏様等)が式年大祭の期間中のみ故郷である戸隠へ里帰りし、宝光社社殿内に御鎮座頂き皆様にご拝観いただけます。


戸隠神社式年大祭日程
期間:令和9年 4月25日(日)~5月25日(火)
渡御の儀:5月9日(日)
奥社奉告祭:5月15日(土)
前々回(平成二十七年)の式年大祭より本義に基づき最初に中社へ宝光社の御祭神(天表春命(あめのうわはるのみこと)様が渡御しその後、中社の御祭神(天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)様と御一緒に御本社であります奥社の御祭神(天手力雄命(あめのたちからおのみこと)様に古式にならい御対面・御報告される儀式となりました。
還御の儀:5月23日(日)
※上記祭典の他、日程など決まり次第順次告知してまいります。
戸隠神社式年大祭御奉賛(御寄付)のお願い
戸隠神社式年大祭に御奉賛(御寄付)頂きました方に七年に一度の特別な御神札と徹下品(てっかひん)を下附致します。
※徹下品とは:御祈祷の際に神様に御供えしたお下がり
お申込はこちら「PDF」をプリントアウト頂き郵送またはFAXにてお申込頂くか、下記フォームにご入力頂き送信下さいませ。
住所:〒番号381-4101長野県長野市戸隠2348番地
戸隠神社宿坊築山館宛
電話:026-254-2545
FAX:026-254-2546
お申込頂きましたら郵便局の振替用紙(振込手数料無し)をお送り致します。
振替用紙を御利用頂き、御奉賛金のご送金の御手配をお願い致します。
令和9年4月からの式年大祭期間中、御奉賛頂きました皆様の御祈祷を随時執り行い、七年に一度の特別な御神札・徹下品(てっかひん)をお送り致します。
(御神札、徹下品は御奉賛頂きました御初穂料により内容が変わります)
戸隠神社式年大祭は七年に一度の戸隠神社一番である最大の祭典でございます。祭典期間も長期にわたり大勢の皆様の御奉賛(お力添え)が無ければとても執り行うことが大変難しい祭典になります。どうか大勢の皆様の沢山の御奉賛を心よりお願い申し上げます。
戸隠神社講社聚長・戸隠神社式年大祭委員 築山 泰之